2006年01月

さて今週は?

ドル、ユーロが大きく買われ、その影響で見事に円が売られてます。先週は前回の超円安ゾーンに到達する水準まで円安が進みました。ドル円は117円台、ポンド円207円、オージー円は88円目前というところまで来ました。お蔭で去年から持ち越したダメダメポジションの一部を決済出来ました。先日入れたユーロドルの決済と合わせて+4294円。残るダメダメポジションはドル円の120.15買い、オージー円の89.75買い。どっちもまだまだ道のりは遠いなー。ただ、一時は16万円くらいに膨らんだ含み損が38000円くらいにまで縮小しています。
さてここ最近は身内の不幸があり、しばらくそれに掛かりっきりで外為も思うように取引できませんでしたが、今週からは現場復帰ということで徹底的に分析して取引したいと思います。それでは今週のストラデジー、いきましょう。
今週のイベントは何と言ってもアメリカのFOMCです。アメリカの政策金利がずっと利上げ利上げで来てます。これがどこまでいくのか、ということで先日のドル高劇があったわけですが、ここにきてドル利上げの打ち止めが囁かれ始めました。そのせいでドル円は113円台まで売り込まれ、テクニカル的にもどうしていいのか分からないほど相場が荒れました。さてそのFOMCは31日の火曜日です。大方の予想では現在の4.25%から4.5%に利上げされると言われています。そこまでは織り込み済みですが、問題はFOMCの声明文で利上げの打ち止めを示唆する文言が入るかどうかです。FOMCの議長が長らくグリーンスパン氏でしたが、今回がいよいよグリーンスパン氏の最後のFOMCです。後任バーナンキ氏にうまく引き継いでいけるのかどうかも市場の波乱要因となり得るでしょう。
チャート分析の視点から見ると、ドル円が面白いところに差し掛かっています。4連続陽線示現でドルの強気ムードが満ち溢れています。89日移動平均線、フィボナッチリトレースメントの38.2%戻しが布陣していた116円ミドルを突破しさらなる上値追いでいくのか興味深いところです。現状117.25でいよいよ先行スパンの下限寸前までやってきました。先行スパンの上は雲です。3日後に先行スパンが交差するのでいよいよドル上昇局面か、と見たいところです。逆に弱気を示現している要素としてはストキャスティクス、RSIともに買われ過ぎゾーン。雲の下限に到達していることを考えると雲の下限である117.56が強く意識されてそこから反落というシナリオも考えられます。そこで、現状保有しているドル円買いポジションの決済希望も含めて117.56を突破してさらに雲を突き破る(118.35)ようなら静観して決済タイミングを待って、117円ミドルで頭を抑えられるようなら売りで攻めます。判断は月曜日の東京時間仲値取り(10時)の時点で。
ユーロドルは対照的に4連続陰線です。転換線、200日移動平均をあっさりと割り込んで1.21をも割ったこの下落は天晴れです。私は慌てて1.2245の売りポジションを1.2217で決済してしまいましたが、非常に勿体無いことをしました。そのまま持ってれば15000円くらいの利益になったのに。当然ここまで一気に売り込まれるとオシレータ系は見事に売られ過ぎゾーン…かと思ったらストキャスティクスもRSIも50付近で思ったより売られ過ぎとはなっていないようです。さらなる下落があるのか?逆張り派の私としては反騰ポイントを探りたいところです。25日移動平均と基準線が1.20ミドルに布陣していますが、これらはサポートラインとしてはあまり機能しないでしょうね。となるとテクニカルというよりはファンダメンタルで火曜日のFOMCに乗っかった方がいいかも知れません。FOMCでドル売り材料が出た際のユーロ買いを想定して1.20付近まで離れたところのユーロ買いでいきます。
ポンド円も買われ過ぎてますね。オシレータ系は軒並み80オーバーで買われ過ぎを示してますし既に雲の中に突入し、208.37にある雲の上限(先行スパン1)に迫るシーンもありましたがそこで反落。市場もさすがに上値追いに慎重になった結果レジスタンスとして意識されたんでしょう。珍しくポンド円の戻り売りでいきたいと思っていますのでその場所をどこにするかです。213円-200.56円のフィボナッチ61.8%戻しが見事昨日の高値208.18と一致します。しかも昨日のローソク足は同事線に近く、やはり208円ローが当面の戻り売り場でしょうか。

<決済>
EUR/USD 売り 1.2245 → 1.2217 +1960円
GBP/JPY 買い 208.51 → 207.80 +2334円

<戦略>
GBP/JPY 売り 208.13 → 206.66 STOP 208.80
EUR/USD 買い 1.1953
USD/JPY 売り (30日東京時間に117円ミドルで上値抵抗を確認したら発注)

2006.01.23 TOKYO

イランの核開発疑惑が外為市場に影響を与えて今週はスタートしました。イランの核開発疑惑に絡んでアメリカと対立しているイランが外貨準備を他国の口座に移す、という観測が流れるとユーロシフトかと憶測が広がり、本日はユーロ全面高から始まっています。ユーロ円は140円、ユーロドルは1.22というサイコロジカルな抵抗線をあっさり突破。ユーロ円は利食いが見られていますがユーロドルはドル売りの仕掛けと同時に起きた動きのためさらに上値を伺う様子です。先週の週末まで入れていた1.2165の売り注文が時間切れになってて良かったと胸をなでおろしています。ちなみに、今週のスタートはユーロドルのレジスタンスライン上限1.22で売りから入ろうかと思っていました。それも注文を入れる前に動いてくれて良かったです。危ない、危ない。
ユーロが動意付いてきた以上、昨日まで考えていた戦略は大幅修正を余儀なくされています。このユーロ高は他の欧州通貨にも波及してるようで、ポンド円も小幅上昇です。
株式市場はライブドアショックの影響が拭い去れず本日も300円くらいの下落から始まってるみたいですね。一企業の不祥事でバブル崩壊の可能性まで見え隠れしており相場の脆さを痛感します。その点ライブドアショックなんてもはや全く材料視していない外為市場が改めて好きになりました。
さてじゃあ今日はどうするのかと言うことですが、動意付いているユーロドル、やはりこれでしょう。逆張り命の私としてはレジスタンスラインを探すことになります。サイコロジカルである1.22は既に突破、ボリンジャーバンドの上限である1.2250は機能したのかどうか分かりませんが1.2255でひとまず上値は止まっています。再度このラインを攻略するとは思いにくいので10pt下げて1.2245で売り待機です。利食い目標は100pt。さてどうなりますやら。


<戦略>
EUR/USD 売り 1.2245 → 1.2145

2006.01.20 LONDON

ライブドアショックが外為市場にどういう影響を与えるのか興味深かったところでしたが、結局はライブドアショックによる日本金融市場への不信感から資金逃避が発生して円安になる動きと、株安による資金逼迫から国内投資家が外貨運用を手仕舞いして円高になるのではという思惑双方が広がり、もみ合いとなりました。ドル円は115円台のもみ合いを現在も続けています。レンジトレードでいきたいと思っていますが、なにぶんレンジが狭いのでデイトレードで利益が取れる程度の取引しか出来そうにありません。ドル絡みではむしろユーロドルの方がヒゲが大きいので狙い目かと思います。200日移動平均線が1.2181に来ており、明日以降さらに下に近づいてきます。現状レベルから1.21ミドルへ動いた際の戻り売りでいきます。
キーウィについて気になるニュースがあります。昨日、ニュージーランド準備銀行が日本の投資家に向けて警告を発しました。原文は「NZ GOVT SAYS JAPANESE INVESTORS SHOULD BE AWARE OF RISKS NZ GOVT OFFICIALS CONTINUE TO TALK TO JAPAN ON URIDASHIS」ということですが、高金利通貨であるキーウィに対する投資の過熱を牽制するものです。自国への投資に対して中央銀行が警告を発するのは異例のことで、ここ最近の異常なキーウィ高にNZ本国でもビビっていることが伺えます。このニュースを嫌気した流れが昨日から続いており、キーウィは水準を下げています。それに対してオージーは比較的レンジ内の値動きで堅調に見えますが…一蓮托生とも言えるオセアニア通貨ですから今後の動きに要注意です。オセアニア通貨のバブル崩壊、とならなければいいんですが。このバブルをソフトランディングさせられないと国内投資家の外貨運用熱が一気に冷めてしまうかも知れませんからね。

<本日の戦略>
EUR/USD 売り 1.2165 → 1.2045

ライブドアショック

最近は身内のゴタゴタのせいでなかなか更新できていません。いつも読んで頂いている方には申し訳なく思っています。為替相場は相変わらず同意薄で面白味に欠ける展開をしていますので更新が遅くなる理由の一つはそのためでもあります。
昨日あのライブドアに強制捜査が入りました。ライブドアのM&A戦略は何かと批判が多く社長であるホリエモンの言動もあわせて面白く思っていない人は数多く居てます。特に既得権益に守られた業界や人々に対しての舌鋒が鋭く、マスコミにも頻繁に露出していたのは周知の通りです。証取法違反?嫌疑は何でも良かったんです。ホリエモンを潰すことが出来れば。
日本は既得権大国です。高度経済成長していた時代はそれでも良かったんです。総中流と呼ばれる人はそれなりに豊かになれましたし、チャンスもたくさんありました。それがゼロ成長時代になっても既得権だけは必死に守り続けられています。経済成長しないということは新しく産業を興して成功するチャンスが少ないわけです。日本経済全体のパイが大きくならない以上、金持ちになるには誰かの金を減らすしかないということになります。そこで既得権益を持ってる人々は必死でそれを守ろうとするわけです。小泉改革というのはその既得権と密接に結びついた自民党の勢力を潰してしまおうという趣旨で始まりましたから抵抗勢力の激しい抵抗にあった次第です。改革が進むにつれて新興勢力が台頭するチャンスが増えました。その結果がITベンチャーの隆盛や株原理主義とも言える昨今の過熱するマネーゲームとなったわけで、それが行き過ぎたから強制捜査、ということで国全体がマッチポンプと化しました。
早い話、こうした新しい金儲けに参加できない若しくは参加して敗れた旧勢力にしてみたら悔しいんですね。あんな若造がやりたい放題やって面白くないんですね。だから国家権力を使って潰してしまえというわけです。私はよく言うことや意見がホリエモンみたいとよく言われます。ホリエモンの理論は決して間違っているとは思えませんし、今の時代に用意されたシステムを利用してそれを実現する資金力と突破力があったために成功できた人というだけのことです。ホリエモンを悪、とする人々は日々巨額の資金で市場を操作している欧米のヘッジファンドやリップサービスで株価操作している村上ファンド、先日のみずほ証券誤発注に乗じて利益を上げた証券各社の企業モラルについてはどう考えているんでしょう?ライブドアは球団買収の際にも企業姿勢についてとやかく言われたことがあります。どれを取っても新しい金儲けに参加できないゾンビどもの負け惜しみにしか聞こえません。ソフトバンクが携帯電話事業に参入する際にも同じような意見がありました。いい加減にして欲しいもんです。やる気に満ちた新しい実業家を正当に評価できない国の経済に未来はありませんよ。
さて持論を開帳し終えたところで、外為市場の話です。ライブドアのニュースは円ブル筋には相当嫌気されたようで、円はかなり売られています。ドル円は115円を突破し、トレンド転換も噂されるまでになりました。日本株も大幅な売りからのスタートで値を下げていました。ですがその後調整が入り円が買い戻され、現在はドル円114円アッパーでの推移です。昨日はNYが休場でしたので本格的な円売りに発展せずじまいになってしまった辺りも少々面白味に欠けました。一企業の事件が外為市場に影響を与えることはありますがそれがライブドアとは。それほど現在の過熱する日本株を象徴する企業だと言うことなんでしょうね。

2006.01.11 TOKYO

昨日の注文は1.2045のユーロドルがヒット。思惑通り1.2030近辺で反転して1.21を目指す相場展開となりました。新年早々相場観が的中していい感じです。+4345円。
同時に出してたドル円についてはドルが思ったほど上昇せずヒットせずでした。
さて本日もユーロドルの1.2030-1.2100レンジを狙っていくつもりですが相場の方向が下に向いてることから、今度は1.21ラインからの戻り売りで。目標ラインはレンジ下限の1.2030。ドル円はレンジが狭すぎて狙いづらいので放置。
明日はアメリカ貿易収支というビッグイベントが控えているだけにユーロ買いドル売りで攻めたいところですが…理想的なラインでポジションメイクできそうにないのでここは初志貫徹の指値だけ置いて期待せずに待つことにしましょう。今日入れるユーロ売りの指値がヒットしたとしても明日の貿易収支までには退散したいと思います。

<戦略>
EUR/USD 売り 1.2105

<決済>
EUR/USD 買い 1.2045 → 決済 1.2090 +4345円
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