2006年02月

お祭りの間にえらいことになってます

トリノ五輪はたくさんの感動を残して終幕しました。冬季五輪好きの私としては今回も大いに楽しい大会でした。日本は荒川選手の金メダルという歴史的快挙があったもののメダルまであと一歩という結果が多く関係選手方々はさぞや悔しかったと思います。今回もそうですが、毎回五輪となるとやれメダルメダルと物欲しい子供のように連呼する風潮は一体何なんでしょう。そんなにメダルが欲しいならアンタが取りに行ったら、とまで思います。そんなプレッシャーを掛け続けるせいで当の選手までもが不本意な結果に終わったら謝る人まで居る始末です。本人が努力した結果オリンピック出場できてその結果がメダルならもっと嬉しいでしょうし、そうでなくてもいい思い出になったはず。それを他人がどうのこうのと言うのは思い上がりも甚だしいです。努力が足りなかった、慢心していた、調整の失敗…そんな言葉を投げつける人々は果たして自分の本業に満足いく結果を残せてるのでしょうか?メダルを獲得して国威発揚、という後進国じゃあるまいしもっとフランクにスポーツを楽しんだらどうなんでしょうかね?
さて世界が五輪に沸いていた中、日本の要人から重大な発言が連発していました。日本は景気回復を支援するために資金が市中を流れやすいように量的緩和政策というゼロ金利政策を維持してきました。今回の発言曰くこの状況は異常な状態で、今後は自然な状態に戻す、とのことです。つまり長らく続いたゼロ金利政策の終焉です。以前から噂はあったのですがいよいよ量的緩和の解除が現実味を帯びてくると市場は世界一斉円買いで反応しました。ドル円はあっさり117円をブレイクし、ユーロ円は137円台、オセアニアも大幅に下げています。昨今の円安が異常事態とも言えたので為替市場も自然な姿に戻ろうとしているようです。テクニカル的な分析がどこまで通用するのか正直自信がないので、現在の下落が一巡したら戻り売りというスタンスでいきたいと思います。
ではその戻り売りのレベルはどこか?各通貨で見てみましょう。
ドル円はいよいよ雲に突入しています。雲の上限が117.39ですので戻りがあるとすればここからの売りで。
ユーロ円は雲を下抜いてどこまで行くのか予想がつきませんが、200日移動平均が137.43に布陣しており、節目になるとすればこのあたりでしょう。それも自信度が低いので様子見スタンスで。
ポンド円は雲はおろかボリンジャーバンドの下限も下抜いてるのでどこまで下げるのか予想がつきません。200円を割ったら買い場を探します。
オセアニアはオージーとキーウィで反応が違うので注意が必要です。オージー円は現在85円アッパーですがある程度の戻りはあると見ています。86円ミドルまで回復して雲の中に戻れば次のレジスタンスは87.91です。
一方、キーウィは下げそうです。NZ円は76円ミドルまで下落を続け、さらに下値を伺っています。成り行きで売りから攻めるのも一興です。
クロス円はもちろん、キーウィも要人発言に端緒を発した下落が続いていますのでテクニカル分析による相場観よりもニュース重視で攻めた方が当面は得策と言えそうです。そうなるとどう見ても円買い、キーウィ売りというのが答えになるのですが…。

<戦略>
NZD/JPY 売り 成り行き

3:33 ケンシロウの戦い

先週に整理券を取りに行っている間にレッカー移動という憂き目に遭い、今日がいよいよそのオープン初日です。午後3:33スタートという訳の分からん時間にスタートする店で整理券を取った北斗を打ちに行きたいと思います。レッカー移動のマイナスが3万円、会社を早引けするロスが約3000円。このマイナスをカバーしてさらに儲けることが出来るか?全ては今日の夜には大勢が決します。ドキドキ…
そんなジェットコースターのようなギャンブルに飛び込もうとしている日ではありますが、外為相場は実に静か。というのも今日はアメリカが休日でNY市場が動きません。そのせいで大きな動きとなりづらいというのが東京市場にも波及して、動意が薄いオープンとなりました。
先週に出したユーロドル1.1915の売り注文がヒット。但しその後もユーロは上昇して現在1.1940を超えています。日本株が100円近く下げているにも関わらず円がそんなに売られていませんからドルそのものが軟調なようです。転換線上抜けで先行スパン(雲の上限)が1.2030ラインに差し掛かっているのが少々嫌な予感ですが、ユーロ自体のファンダメンタルが弱いので最大その水準まで上げた後は1.18台への下落になると見て、現在の売りポジションは継続保有です。
オセアニアは堅調です。オージー円が87円台で安定推移しており現在87.30超え。クロス円が上昇すると見られている今週の流れをそのまま踏襲しているようです。
現在ポジションを4つ持っており、新規にポジションを建てるのを躊躇することから、本日は様子見でいきます。今日はトリシエが議会証言をするそうなので、ユーロに何か外的要因が加わるとしたらこれくらいでしょうね。

レッカー移動にもめげず

先日車がレッカー移動されるという憂き目に遭ってしまいました。千日前通のアムザからちょっと日本橋寄りの路上。ミナミをご存知の方ならすぐに想像つくと思います。駐車時間は17分。車を停める前から待ち構えてて停めた瞬間に線を引いて15分経つのを待って持って行ったとしか思えません。重点日だったのか何なのか知りませんが、交通安全のための取り締まりというよりは違反を作るための取り締まりとしか思えず、全く納得はいきませんがどうしようもありません。約3万円のロスです。3万円を外為マーケットで稼ぐのにどれだけ労力が要るのかと考えるとますます頭に来ます。しかもその駐車した用事というのが来週の月曜に新規オープンするパチンコ屋新店の初日入場整理券を取りに行くというものでしたから、何とも情けない構図です。これでパチンコも負けたら被害拡大ですが、ここは男らしく取り返して、返す刀で勝利してやろうではありませんか。
さて外為は落ち着いてクールに戦略を考えます。バーナンキ氏の議会証言という大きなイベントも終えて、今週目立った円絡みの強い指標、ニュージーランドの弱気発言などもこなして市場は再び日米金利差を背景にしたドル買い基調に戻った感があります。ファンダメンタル面でのニュースが多かった週でしたが、値動きはテクニカル的にも無理のない動きをしており、波の少ない平和な週だったと言えそうです。
その中で目を引くのは欧州通貨の弱さと何と言ってもキーウィの下落です。先月日本の投資家向けに異例とも言える警告を発した後、いよいよニュージーランドの景況感が冷え始めてきたことを示唆する数値が相次いで発表されてキーウィの利上げストップ→利下げ観測が広がったことでキーウィは対円でも大きく水準を切り下げました。金利差は圧倒的にNZの方が高い中でこの下落がどこまで行くのか、注目点です。いつも同じように動くオージーと今回ばかりは別行動です。
ドル買いを背景にしたユーロ売りと英国の弱い指標によるポンド売りも一巡して対ドル、対円で値を戻しつつあります。この戻りを絶好の売り場として捉えていますのでユーロドルの売りで攻めたいと思います。今朝方に1.1915で売りオーダーを入れたんですが、1.1912まで戻って反落。あー惜しい!再度のタッチ、Wトップに期待です。テクニカル的にも先行スパン2の通る雲の下限が相当重いことが予想されますので自信度高し。
オージー円は87.15に買いポジションを持っているので決済のタイミングを図りつつ2月14日の下ヒゲである86.35あたりへの下落があれば買います。さらに下がるようであれば買い下がりで。

<戦略>
EUR/USD 売り 1.1915 → 1.1860
AUD/JPY 買い 86.40

村上ファンドに地検との噂が…?

14時に発表された日本の機械受注が予想を上回る強い数値となり、市場は素直に反応して円が買われています。本日はアメリカの貿易収支が控えているので東京時間では一切動意な無いものと思われてただけに私も少々以外でした。慌てて117円ミドルに買い注文を入れました。
それともう一つ気になる情報が。先ほど村上ファンドに東京地検が入ったとの噂が流れました。ちょうど機械受注が発表されたのと同じくらいの時間帯です。真偽のほどは不明ですが時期が時期だけに妙に真実味を帯びており、まことしやかに噂が流れているようです。
さて、昨日でなく火曜日に出したユーロドルのオーダーがヒットしました。火曜日の段階での相場観に基づく売り注文なので偶然に近い内容ですが、ともあれ1.2005で売ったユーロを1.1971で買い戻しに成功。+3240円
昨日出したユーロドルのオーダーは貿易収支を前にしたこの動意に少々ビビりましたので引っ込めました。

<戦略>
USD/JPY 買い 117.58

2006.02.09 NY

ドル円は118円が底堅く、結局レンジブレイクとはならずに118円ミドルでの取引が続いています。明日の23時半に出るアメリカ貿易収支にサプライズが無い限りは金利差相場ということで118-119のレンジ相場が続くものと思われます。
ポンド円、ユーロ円は方向感が掴みづらく、様子見継続です。今日の注目はオージー円とユーロドルです。
オージー円はチャート的に買いやすい局面に突入しています。87円を破ることなくサポートとして21日、89日移動平均がサポートとして機能したのか87円ローをサポートとしてやや上昇した状態です。この局面において本日のローソク足は同事線示現、しかも一目均衡表では先行スパン1が見事にサポートとして機能し、ちょうど雲の幅のレンジとなりました。87-88のレンジが当面続くでしょう。というわけで87円ローからの買い参戦。利食いはもちろん88円目前のライン。
ユーロドルは1.19ミドル-1.20ミドルのレンジが継続しています。1.20-1.21のレンジが若干下向きに移動してきたイメージです。チャート的には強気を示唆しており昨日も雲の上限が見事サポートとして機能しました。1.1931が当面のレンジ下限ということになります。現在は89日移動平均線にタッチしながら膠着状態です。89日移動平均を下にブレイクすると次は先行スパン1が、そして1.19にはボリンジャーバンドの下限があります。これらの状況からみて1.19ローは底堅いと思われます。1.1930近辺からの押し目買いで参戦。

<戦略>
AUD/JPY 買い 87.15 → 87.91
EUR/USD 買い 1.1930 → 1.1990
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