うーん、惜しかった。

ドル円はいよいよ100円を突破するかと思われていたものの、さすがに防戦売りやら輸出系の実需なども絡んで失速。

これで一気に100円突破となれば、100.50までに大量に控えているストップロスを引っかけて一気に円安進行となって大相場だったんですが。

本日は失速後の調整段階に入っていて、98円台まで下げています。

しかし、これで円安基調が変わったわけではありません。

その根拠は、日足チャートです。
名称未設定-6
 

このようにきれいな上昇トレンドを描きつつ、移動平均線も短期、中期、長期ともに並走して上昇トレンドは継続中。

今回の調整くらいでは、このトレンドに変化はないでしょう。

先日、この上昇トレンドでは押し目買いが吉と述べました。

では、ここでの理想的な押し目とはどこでしょうか。

そこで重要になってくるのが、少し前につけた97円前後のラインです。

このままレンジ突入となれば97円前後で反転、また上昇という展開になるでしょうし、そうならなかったとしても移動平均がサポートとなって強い上昇圧力によって円安が進行するでしょう。

外為市場はドル円の100円を達成するまでは気が済まないと思いますので、現段階では短期的に97円ロウの押し目買い戦略で。