GWも明けて、ちょっと久々の更新になりました。
この期間のドル円について、総括をしたいと思います。
毎年5月相場というのはGWから始まるのでどうしても日本人トレーダーが少なく、その間に大きく相場が動くことがあります。
今年はそこまでの大相場にはなっていませんが、それでもチャート的に非常に分かりやすい動きをしているので、これを今後のドル円予想に役立てることにしましょう。
それでは、いつものチャート画面を見て下さい。
5月1日から7日スタートまでの1時間足をまとめました。
重要なのは赤い丸印を付けた部分ですが、これだけ分かりやすいと一目瞭然ですね。
中期と短期の移動平均が、見事にサポートもしくはレジスタンスとして機能しているのがお分かりいただけるでしょう。
5月1日はロンドンスタートで高値97.67が中期移動平均(緑色)に抑えられて反落。
その後もこの線に上値を抑えられ続けるものの、2日21時のNYスタート直前にブレイク。
ブレイク後は一気に円安が進み、98.39に大きな上ヒゲをつけました。
今度は短期移動平均線に押し上げられるように再び円安ジャンプアップ。
6日のロンドン、NY時間でもそれがサポートとして機能し、そのまま99円台の円安が続いています。
興味深いのは、GW明けのちょうど今。
さすがに日本の輸出勢などによるドル売りや仲値不足と思われる調整が入り、98円台にまで円高となっていますが、見事に中期移動平均で下げ止まるという展開です。
このままサポートが機能するか?
ブレイクして長期移動平均(青色)まで円高になるのか?
今日の相場展開を見極めることで、大相場が取れるかも知れません。