水曜日から始まった金融市場の「嵐」は、大変なものでした。

FXに直接関係がある外為相場での乱高下はもちろんのこと、外為に関係の深い株と債券も同じく乱高下するという展開が続き、多くの投資家が翻弄されたことと思います。

私は結局値動きの激しさのあまり大相場に参加できませんでしたが、それと同時に大やけどもせずに済んだ数日間でした。

投資家の中には、かなりやられた方も多いのではないかと思います。

果たしてこの大荒れ相場、来週はいったいどうなっていくのでしょうか?

ファンダメンタル的な要素、テクニカル的な要素、どちらを見ても予測はとても難しいというのが正直なところです。

全体的な相場の地合いとしては、依然として円安・株高という基調が崩れていないので基本的には円安方向と見ています。

ドル円が100円台になって、まさかの100円割れがあるかという声も聞かれましたが、さすがにそれはありませんでした。

それでは、そのドル円から順に分析していきましょう。

 

【ドル円】

ドル円日足
やはり目先のポイントは、
100円をホールドするか否か。

これをブレイクして円高になるようなことがあると、ちょっと底なし沼のような下落があるかも知れません。

そうなったら売り参戦でもやけどをする可能性があるので、様子見が無難です。

逆に100円をしっかりとホールドするようであれば、再び101円、102円を目指す円安方向と見るのが正解です。

このブログでも取り上げましたが、何せ天下の野村証券が108円を想定しているのですから。

週の初めは、仮に円高になる局面があったとしても100円をホールドするかどうかに注目です。

ホールドすれば買い、ブレイクすれば様子見で。

 

【ユーロ円】

ユーロ円日足
ドル円の
100円と並んで、こちらも130円が目下重要なラインとなっています。

130円を割り込むと128円、126円あたりの円高ラインが現実味を帯びてくるので、下落のスピードは速そう。

ユーロ円を分析する際にはユーロドルも見ておく必要があるのですが、ユーロドルが日足でダブルトップを形成した後にドカンと下落しているため(ドル高)、仮に週初めから円安が再開したとしてもドル高の影響を受けてユーロ安に引っ張られる可能性があります。

ユーロドル日足
やはり上よりも、下に向かう可能性のほうが高いと見ました。

ただしダブルトップというチャートイベントの直後なので、ちょっと方向感を見定めるのは難しいです。

 

【豪ドル円】

豪ドル円日足
リスクオフに弱い、豪ドル。

資源国通貨なので、リスクオフになって円高基調になるとドル円やユーロ円よりも急激な円高が進むというのがお約束です。

日足チャートを見ても、下落幅が大きいことは一目瞭然です。

しかし、この下落は豪ドル派、またはスワップ派にとってはチャンスかも知れません。

4月初旬に演じた急激な豪ドル高が始まった97円に下落してくれたので、ここをサポートとして反発する可能性大。

目先の目標は穴を開けた100円ということになりますが、それでも300pips近い利食いを目指すことができます。

これはオイシイ?

主要通貨ペアの中で、来週初めは97円近辺でのサポートを確認したら豪ドル円の買いから攻めてみたいと思います。

 

ただし、これらの予測はすべて来週月曜日の株が平和にスタートした場合の話です。

いきなり大幅な株安からのスタートとなった場合は、おそらく外為も円高一辺倒になるので、FX戦略としては売り場探しまたは様子見としましょう。