先週は金曜日に英国利下げ示唆の発言が飛び出したことでポンド円は急落。下げ幅2円近い一大イベントになりました。私はそのイベントが終了した後に取引画面を見てしまい、急激な下げとオシレータの数値(RSI=20以下)に騙されて成り行きで買うという暴挙に出てしまいました。自分で一体何を考えてるのかサッパリ分かりませんが、案の定相場は204円台で張り付き。金曜のイベントがユーロに移ったこともあるんでしょうか、205円台をを回復するのを悲観的に待ちたいと思います。はぁ~
先週金曜のイベントはその後のユーロに終始しました。G7筋が「ユーロ安はECBにとって不快ではない」と発言するやユーロ安容認と受け止めた市場では一斉にユーロ売り、ユーロドルは1.1663の安値をつけました。ところがその後、お騒がせトリシエ君の「ECBは利上げの準備が出来ている」発言が飛び出すと一気にドル売りユーロ買い。1.1796と、1.18の大台に迫る勢い。さすがに1.18ラインでは跳ね返されましたが。その後は1.17前半に押し戻されるも、買い意欲旺盛で1.17後半を回復。本日月曜は1.17後半でのスタートとなっています。転換線突破に成功しましたので、このままレジスタンスである1.18超えとなるとポジション決済&新規売りポジションで実においしいんですが。
ニュージーランドが市場介入との噂があります。いくらなんでも倍近い値上がりをしてしまった相場を調整する目的でしょうが、これは押し目買いを誘発するだけのように思います。エリオット波動第3波が来ていると考えると押し目は80円ミドル、そして次の目標は82円台(!)ほんまかいな。
ポンド円は利下げの噂が影響して204円台に落としていますが、チャート的にはまだ上昇波を維持しており、しかもストキャスティクスが20%台で押し返す模様です。レンジ相場継続モードとなると207円直前まで、となります。衝動買いしてしまった買いポジションを決済するタイミングがやってくるものと期待しています。
ドル円がクサいです。9月からずっと続いている上昇トレンドはあらゆる節目をあっさりと突破して遂に120円直前までやってきました。転換線をサポート、ボリンジャーバンドを上値抵抗としながら見事に上昇してきました。さすがに120円台はヤバい、という意見も多くずっと上空高くを推移しているストキャスティクス、RSIなどのオシレータ、転換線が横ばいになったことを考えても120円台突破はかなりの難産でしょう。逆に言うと今週117円後半ー118円台への下落があれば絶好の押し目ではないでしょうか。

<保有ポジション>
EUR/USD 買い 1.1815
GBP/JPY 買い 205.25 決済目標205.95

<決済>
なし

<本日の戦略>
AUD/JPY 買い 86.20
USD/JPY 買い 118.35
EUR/USD 売り 1.1845