先週から続いている円安の流れが止まりません。ドル円は遂に120円トライに成功して突破したかと思えば一気に121円ミドルです。ユーロ円は142円目前。さらに驚きはオージー円が90円台、ポンド円が210円台という7年とか8年ぶりの水準にまで円安が進んでいることです。もはや市場は世界中が円売り一色です。一体為替相場に何が起きてるんでしょう?
この円安の引き金になったのは金利差と言われています。日本のゼロ金利政策が継続し好景気の英国やオセアニア諸国との金利差がどんどん開き、日本の投資家がこれらの国で資産を運用するようになり円売りが始まりました。ですが何を今さらという理由なのでそれだけではないようです。ここ最近日本株が連日の大商いで堅調です。この好調な株で余剰資金を得た投資家がその資金を海外投資に回してる動きも影響を与えていると言われています。遂に日本の投資家もゼロ金利の日本に愛想を尽かして世界に目を向け始めたということです。
テクニカルチャートでは当然ながらどの通貨も買われすぎを示しており、チャートだけ見ると到底買えるもんじゃありません。ですが当面この相場が続くと考えると上値追いで付いていってやろうではありませんか。さすがに成り行きで買うわけにはいかないのであくまでも押し目狙いで小刻みに利食いする戦略で行きたいと思います。
まだ今日はチャート分析が出来てないのでストラテジーは後ほど。