先週は車屋仕事で東京に行く機会があったので、空いた時間に聖地・秋葉原を探索してきました。本業絡みのパソコンパーツ屋は大阪日本橋とそう大差もありませんし、軒を連ねてる店も同じ店が目立ちますから特に目新しいものはありませんでした。今回のテーマは電気街のもう一つの顔、「萌え」です。メイド喫茶に代表される萌え系の店を回ってやろうと思い意気揚々とアキバ入りしました。秋葉原駅の電気街口を出るといきなりメイドがビラ配りをしていたり、「メイド店無料案内所」まであり期待は膨らみます。一番行ってみたかった@HomeCafeに行ってみましたがババ混み。7階建てのビルの7階に店はあるんですが非常階段に伸びた入店待ち行列が1階付近までつながってました。恐るべし。仕方ないので他の店、と思いましたが改装中だったりイマイチっぽい店だったりで触手が伸びる店がありません。そんな中、NAGOMIという”妹カフェ”を発見。妹系という言葉もあるので何となく想像はつきますが、よっしゃこれ行ったろかということで潜入。
店に入るとメイド喫茶は「お帰りなさいませご主人様」ですが、ここはウェイトレスが妹ですから「お兄ちゃんお帰り!」となります。続いて「お兄ちゃんは煙草吸う?吸わない?」…妹なので当然なんでしょうけどこのタメグチ攻撃にまず面食らいます。煙草は吸わないことを告げると禁煙席へ。妹の先制パンチに軽いダメージを食らいつつ抹茶ケーキセットを注文。注文をし終えると「じゃ、待っててねお兄ちゃん♪」…うーんやっぱり違和感あるなぁ。紅茶も抹茶ケーキも至って普通です。喫茶店なのでそらそうです。ようやく慣れてきて店内を見渡すといるわいるわ萌えオタク。妹たちの制服は結構可愛いのでオタク連中の熱い視線が注がれます。
ちょうどその時に知人からメールが入り、今秋葉原の妹カフェに居る、と送信するとそれに対してちょっと面白い返事が帰って来たので携帯を見る顔がおそらくちょっと笑ってたんでしょう、すかさず妹に「どうしたのお兄ちゃん?面白いメール?」とまたもやパンチを食らいました。油断禁物です。
さてティータイムが終わるといよいよ勘定です。一体どんな攻撃が待ってるのかと思いかなり恥ずかしい気分になりながら勘定を告げました。何とケーキセットは妹とゲームをすることになってて勝つと200円引きと言うではありませんか。一人で入店したテンションで妹とゲーム!今度はオタク連中の熱い視線が私に注がれます。あまりの恥ずかしさに赤面しそうになりながらトランプゲームにチャレンジ。そこまで恥ずかしい思いをしといてゲームは妹の勝ち…通常料金900円を支払いました。見送りのセリフも決まってます。「また来てね、お兄ちゃん♪」
私が居た時は「まひろ」と「アキラ」という妹が居ましたが、どうやら妹カフェは妹の名前に”タン”を付けて呼ぶのが流儀のようです。妹同士もそうですし、客も妹のことを「まひろタン」「アキラタン」と呼んでました。サムゲタンと長吉六反しか知らない私にはこれも衝撃でした。
メイドカフェを極めた私でしたがまさかこんな空間があるとは。