久しぶりに腹が立ちました。
北朝鮮が6カ国協議の約束を破っても、一昨日の夜に遭遇した飲酒検問の警察官が態度悪くても、家で猫が吐いたゲロに気付かず踏んでしまった時も、ここまで腹立つことはなかったんですが、こればっかりは黙ってられません。
先日富山発大阪行きの特急電車「サンダーバード」の車内で一人に乗っていた女性客に対して脅しを掛けて体を触ったり、挙句にはトイレに連れ込んでレイプしたという事件がありました。これだけでも充分最悪なんですが、この犯人は同じような事件を起こして公判中だったんですね。レイプ犯というのは何度も同じことを繰り返すものですが、ここまでやるとは。
私も留置所→拘置所→刑務所と渡り歩く中で何人かのレイプ犯に出会いました。どの犯人も至って普通の人なんですが、そういうタチなんでしょうね。ああいう人はまた同じことをするでしょう。レイプ犯というのは得てして塀の中では嫌われます。やはり皆それぞれに自分の嫁さんや彼女、または娘などを娑婆に残してきているということもあって、自分の大事な女に手を出す可能性がある犯人というのは嫌なようです。塀の中で知り合った人が居たとして、先に出所する人に色々と頼み事をすることがあります。「誰々に連絡して欲しい」というのが一番多いのですが、この時自分の嫁さんや彼女に何らかの連絡を頼むことがあります。もし先に出所する人がレイプ犯で、頼んだ本人はまだ塀の中なので防ぎようがない状況で手を出したとしたら…この手の事件は数え切れないくらいあります。そういうこともあるので、塀の中ではレイプ犯は嫌われるのです。
話が本題からそれました。私が腹立たしいのはこのレイプ犯よりも、特急電車内の同じ車両に乗り合わせていた状況です。その中でも、特に男。1時間ほど隣に座った犯人に脅された挙句に体を触られて、泣きながらトイレに連れて行かれてレイプされた、というこの状況で異変に気付いた乗客は複数居たそうです。なのに、誰も何もしませんでした。
この神経が信じられません。犯人が周りの乗客に対して「何見とんねん」とすごんだせいで何も出来なかったと言う証言があります。だとすると、一人で乗っている女性客を見つけたら何をしてもOK、周りの乗客に見られたら「何見とんねん」と言えば止められることもないという、レイプ犯にとっては素晴らしい前例が出来たことになります。逆に言えば、レイプされたくなかったら女性客は一人で電車に乗るな、それでレイプされたら乗るほうが悪いので誰も助けませんよということですね。日本もいい国になったもんです、レイプ犯にとって。
最近こういう事件にまではならないにしても、こういう思考の男が増えたように思います。「ヤりたいなら口説け」と言ってやりたいです。そういう努力するのは嫌、もしくはそういう能力がないのに、性欲だけは一人前なんでしょうね。その結果、最近のように風俗が大流行りとなるわけです。キタは兎我野町、ミナミは宗右衛門町の風景を見ると愕然としますね。あれだけたくさんの風俗店が潰れずに営業できているということはそれだけ需要も供給もあるということでしょう。まだお金を使って風俗で納得しているうちはいいですが、それが間違った方向にいくとレイプ、そこまでいかなくてもストーカーや痴漢のような事件になるんだと思います。そんなに女をモノにしたいなら女が寄ってくるような男になる努力をしなさい。
この事件といい、最近の風潮といい、同じ男として情けないです。