先週は福井日銀総裁発言による円売りが強烈でした。円キャリートレードが活発に行われる中、個人投資家による高金利通貨需要など円売りファクターのみが注目される相場で円の金利先高感が感じられない発言が飛び出したとあっては、さらなる円売りで市場が反応するのも無理はありません。
さて今週のテーマはこの円売りが継続するのか?という点です。継続するのなら押し目を積極的に拾って上昇相場に付いていく戦略が最も有効ですが、逆にある程度の調整が入るのなら戻り売りorさらなる下落待ちという戦略になります。
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これを見て頂くと分かりますが、ユーロ円、オージー円、キウイ円、ポンド円の上昇が顕著です。オセアニアについては金利差による資金需要でユーロ円は先日行われた利上げなどがいよいよユーロ買いを誘ったという形になるでしょうか。いずれにしても言えることは、これらの通貨の現水準は異常に高いということです。どの通貨にしても●●年ぶりの水準、だとかユーロについては史上最高値という言葉が頻繁に躍っています。これはかなり買いが積み上がっているということで、まさにバブルの様相を呈しています。この超円売り市場がソフトランディング出来ないようだと相当なダメージが予想されますので、私も当然ながら買いで付いていくつもりですが、ストップロスについても慎重に設定して臨みたいと思います。
今週のスタンスは、とにかく押し目をどこまで拾えるか、このテーマでいきましょう。
明日になって市場がスタートしないと読みづらいですが、まず明日の月曜はいきなり調整からスタートすると見ています。さすがにこれは買われすぎですから。それがいきなり押し目だとは思えませんから、それぞれの通貨ペアに対してサポートラインを維持するかどうかを確認してからの逆張りで。
私がトレードしている通貨ペアのサポートラインは以下の通りです。

USD/JPY 短期 122.85 中期 122.20
EUR/JPY 短期 164.25 中期 163.50
AUD/JPY 短期 103.15 中期 102.20
NZD/JPY 短期 92.70  中期 92.10

これらの水準で下げ止まるようであれば積極的に買いにいきます。
但し、ひとつだけ注意したいのはキウイ円です。ご存知のようにキウイはNZ中央銀行によって市場介入が行われました。現在の水準は市場介入が行われた水準を再び超えているので、市場介入が再び行われる可能性が否定できず、その場合は93円が大きなレジスタンスとして機能してトレンド自体に影響を及ぼすことも考えられますからキウイについては93円より上での買いはくれぐれも慎重に。